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ブログ FAQ5: 「イノベーション」とは何ですか?

2014/08/16 - 6:48 PM

ブログ FAQ5: 「イノベーション」とは何ですか?

ANS5: 北岡は、MBA/企業戦略系の方々はしばしば「イノベーション (革新性)」について語っていると理解しています。(注1)

NLP の観点から言えば、 「イノベーション」とは、自分自身の一連の「ボックス (参照枠、前提、思い込み、世界地図)」から外に出続けることのできる能力と定義できます。

北岡は、一連のボックスから外に永続的に出続けることのできる能力は、チェコ生まれの数学者クルト ゲーデルの「不完全性定理」と密接に関連していると考えています。この定理は、数学の所定の分野内に、その分野自体の規則と公理を使って、真もしくは偽であることを証明することのできない命題が常に存在することを証明しました。

この定理によれば、「完全」なボックス (参照枠、世界地図) というものは存在せず、ロシアのマトリョーシカ人形のように、一つ前のボックスを超越した「さらに完全」なボックスが常に存在することが示唆されているように思えます。

このように次々と超越していく無数の「視点」が存在するメカニズムは、古代の印哲 (ベーダンタ) が提唱した「観照者 (Witness)」のコンセプトと NLP が提唱している「メタ ポジション」のモデルの両方に示唆されています。

すなわち、ベーダンタも NLP も、特定の意識状態は、必ず、その意識状態を外から見ている「メタ (超越した)」の意識状態によって「観察 (witness)」されていると主張しています。

NLP では、「メタ」もしくは観察の力を向上させるためのいくつかの実践的テクニックが用意されています。北岡は、企業の方々は、これらのテクニックを実践して、そのことで自分自身の一連のボックスから永続的に外に出続けることによって、イノベーション力を多いに向上させることができると強く確信しています。

注1:  Wikipedia では、次の記載が見られます。「イノベーション(innovation)とは、物事の『新結合』『新機軸』『新しい切り口』『新しい捉え方』『新しい活用法』(を創造する行為)のこと。一般には新しい技術の発明と誤解されているが、それだけでなく新しいアイデアから社会的意義のある新たな価値を創造し、社会的に大きな変化をもたらす自発的な人・組織・社会の幅広い変革を意味する。つまり、それまでのモノ・仕組みなどに対して全く新しい技術や考え方を取り入れて新たな価値を生み出して社会的に大きな変化を起こすことを指す。」

ブログ FAQ4: 「ゾーン」状態とは何ですか?

2014/08/11 - 2:13 PM

FAQ4: 「ゾーン」状態とは何ですか?

ANS4: 本サイトの「ライフ コーチング」ページでは、北岡は、「『ゾーン』とは、スポーツ選手、ミュージシャン、芸術家等が入る一種の『トランス』状態ですが、そこでは、最高のパフォーマンスが発揮できるとされています」と書かせていただきました (もちろん、このことは、北岡のエグゼキュティブ ライフ コーチングのクライアントの方々にも当て嵌まります)。

ゾーン状態は、しばしば、トランス状態、「変性意識」状態、「フロー」状態、「ノウナッシング (何も知らない)」状態といった意識状態と同一視されることがあります。

北岡は、これまでのワークあるいはコース参加者の方々に対して、たとえば、プリゼンタが最高のパフォーマンスを発揮できないでいる主な理由は、自身がゾーン状態 (NLP 的に言うと、「ノウナッシング」状態) に入っていないからである、伝えてきています。これは、ゾーン状態の外では、しばしば人の意識は無意識が達成しようとしていることに対して介入することがある一方で、ゾーン状態では、意識と無意識の間に深い「ラポール」が存在している、すなわち両者の間に不調和がなくなっているからです。

北岡は、ワークあるいはコース参加者の方々に対して、常々、NLP を教えているときは恒常的にゾーン状態にいます、と言っていました。ある日、コース後の懇親会があり、一人の参加者が「猫耳」というファンシー グッズをもってきていました。

これは、頭に装着する、猫の二つの耳の形をしたデバイスで、二つの電極をこめかみと耳につなぎます。二つの耳は、脳波に応じて、特定の動きをするようになっていて、その動きによって、装着した人がその時点で、ベータ、アルファ、シータ、ゾーンのいずれのモードの意識状態に入っているがわかるようになっています。

北岡がこの参加者からこのデバイスを借りて、実験として頭に装着した途端、猫耳がゾーン状態を示すモードで激しく動き始め、北岡がいつも言っていたことが実は本当であることが図らずしも証明されました。北岡のゾーン状態は、2 分程度継続しましたが、一人の参加者が「これで先生の凄さがわかった」と言った途端、北岡はゾーン状態から抜け、猫耳の動きが止まりました。これは、北岡の無意識がこの発言に同意しなかったからだと思われます (ちなみに、この「猫耳事件」は、Youtube 動画としてアップされています)。

ちなみに、ミルトン H. エリクソンの全集の編集者であるアーンスト E.  ロシは、「SDLMB (状態依存の学習と記憶と行動)」という用語を考案しています。

SDMLB は、人がある特定の意識状態にアクセスするたびに、その状態に関連づけられた過去の学習と記憶と行動が、意識的な努力がいっさいない形で、呼び戻されるメカニズムを意味しています。

言い換えれば、北岡は、ゾーン状態に入れば、意識的な努力なしに最高レベルのパフォーマンスが発揮できるようになるメカニズムは、「ZSDLMB (ゾーン状態依存の学習と記憶と行動)」という用語で説明できると考えています。すなわち、ゾーン状態に入ったら、人は、そのゾーン状態に関連づけられた過去の学習と記憶と行動すべてに、容易に、かつ即座にアクセスすることができるわけです。

「ライフ コーチング」パッケージの更新

2014/08/03 - 6:46 PM

「ライフ コーチング」ページ

http://www.kitaoka-blog.com/?page_id=9

で紹介されている個人セッション パッケージの内容を一部更新変更しました。

語録 その1: 「マインドを征服した者にとっては、マインドは最高の友となる。」

2014/08/01 - 12:45 PM

本サイトにおいて、北岡は、北岡自身を含む様々な出典からの語録を紹介していきたいと思っています。

本日最初に紹介する語録は、英国人作家で、『As a Man Thinketh』 (邦訳名は『「原因」と「結果」の法則』) の著者であるジェームス アレンのものとされている以下の語録です。

「マインドを征服した者にとっては、マインドは最高の友となる。一方で、征服できていない者にとっては、マインドは最悪の敵としてあり続ける。」

(北岡ワークの観点から言えば、「マインドを征服した」の部分は、「無意識的マインドを手なずけた」というふうに読み変えた方が、さらに意味をなすかと思います。)

アレンは、稲盛和夫氏が「モデリング」した指導者で、ニューソート運動の源泉的作家の一人だったようです。

催眠療法の分野で最高権威とされているミルトン H. エリクソンによれば、人が身体的もしくは精神的セラピーに来る唯一の理由は、その人の意識的マインドと無意識的マインドの間に「ラポール」が欠如していることにあり、それゆえ、両者の間に適切なラポールが存在するかぎり、人は、身体的もしくは精神的健康を維持し続けることができる、ということです。