語録 その2: 「人は、意識状態に長くとどまることはできない。」

2014/09/08 - 10:11 AM

語録 その2: 「人は、意識状態に長くとどまることはできない。」

本日紹介させていただく語録は、ゲーテが述べたと言われている以下の語録です。

「人は、意識状態に長くとどまることはできない。人は、無意識に身を投じる必要がある、なぜならば、その源泉は無意識の中にあるからだ。」

最近、トランス現象に関する本を読んでいて、私は、過去の人々は、現代人よりもトランス (あるいは無意識) 現象を受け入れやすかったのかもしれないと思いました。たとえば、ブリタニカ百科事典の 1974 年版には「トランス」の項目が見当たりませんが、1911 年版にはこの項目が記載されていました。

この意味では、読書中の本の題辞に上記のゲーテの引用が記されているのを知って、18 世紀のこの偉大な思索家が 19 世紀後半にフロイトが無意識を発見した後にしか妥当としか見なされないような文章を書くことができたのは驚くべきことでもないのではと思いました。

また、「オカルト」志向を有したビジネスコンサルタントの、最近亡くなった船井幸雄氏のある本に、以下のような文章があります。

「以前『霊界』と呼ばれていた世界は、現在、『無意識』と呼ばれている。」

私は、この洞察は、実に的を得ていると思います。

語録 その1: 「マインドを征服した者にとっては、マインドは最高の友となる。」

2014/08/01 - 12:45 PM

本サイトにおいて、北岡は、北岡自身を含む様々な出典からの語録を紹介していきたいと思っています。

本日最初に紹介する語録は、英国人作家で、『As a Man Thinketh』 (邦訳名は『「原因」と「結果」の法則』) の著者であるジェームス アレンのものとされている以下の語録です。

「マインドを征服した者にとっては、マインドは最高の友となる。一方で、征服できていない者にとっては、マインドは最悪の敵としてあり続ける。」

(北岡ワークの観点から言えば、「マインドを征服した」の部分は、「無意識的マインドを手なずけた」というふうに読み変えた方が、さらに意味をなすかと思います。)

アレンは、稲盛和夫氏が「モデリング」した指導者で、ニューソート運動の源泉的作家の一人だったようです。

催眠療法の分野で最高権威とされているミルトン H. エリクソンによれば、人が身体的もしくは精神的セラピーに来る唯一の理由は、その人の意識的マインドと無意識的マインドの間に「ラポール」が欠如していることにあり、それゆえ、両者の間に適切なラポールが存在するかぎり、人は、身体的もしくは精神的健康を維持し続けることができる、ということです。